□タロット(たろっと)
タロット(タローカード)を用いた占いです。大アルカナと呼ばれる22枚のカードだけを使う方法と、小アルカナと呼ばれる 56枚のカードも合わせて計78枚で占う方法があります。カードの意味は占い師によって解釈が大きく異なることがあるため、直観力やイマジネーションなど、占い師の資質が問われる占法です。
□西洋占星術(せいようせんせいじゅつ)
古代バビロニアの占星術が、ヘレニズム時代にギリシャに伝えられたのが始まりとされます。太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体を主に使います。生まれた瞬間、その場所からの空の星の配置を基本として占うため、生年月日・生まれた時間・場所のデータが必要になります。
□四柱推命(しちゅうすいめい)
中国で陰陽五行説を元にして生まれた占い。生まれた年、月、日、時、の四つの柱でその人の生まれ持った宿命を鑑定する占法です。それらは年柱、月柱、日柱、時柱と呼ばれております。そのため、生まれた時間がわからないと三柱になってしまいます。
□姓名判断(せいめいはんだん)
人の姓名の字の画数から5つの格数を算出し、それらに占い師が伝統的・経験的な解釈にもとづいて、その人の性格や人生の趨勢、適職、恋愛の傾向、結婚運・家庭運、かかりやすい病気など、一般に運勢として呼ばれることについて占います。
□算命学(さんめいがく)
中国に発祥した干支暦をもとに、年と月と日の干支を出して、人の運命を占う占星術です。さらに、中国陰陽五行を土台とした運命学でもあり、命を計算する運命学を総称して、算命学または算命術ともいわれております。
□宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)
インド占星術をベースにした日本の占星術です。月の周期(白道)を27の宿(カテゴリー)と、宿道十二宮(黄道十二宮に近似)に分け、月の状態によって人の性質や吉凶、または、吉凶となる日を占うことができます。
□易占い(えきうらない)
この占いに用いられる易経は、儒教の基本テキスト五経の筆頭に挙げられる経典です。それは、太古よりの知恵を体系化し組織化し、深遠な宇宙観にまで昇華させた内容になっています。古代においては、国の存亡に関わるきわめて重要な問題の解決法でもあったようです。
□九星気学(きゅうせいきがく)
生れた年月日の九星と五行組合わせた占術です。方位の吉凶を知るために使われることが多く、生年月日によって定まる九星と十二支と、方位の吉凶を知りたい日の九星と十二支をもとに占います。九星と十二支は年・月・日のそれぞれにあるが、このうち年と月が運勢に大きく関係するとされます。
□紫微斗数(しびとすう)
太陰太陽暦をもとにした占術です。配置は異なっていますが、西洋占星術のハウスと同じ概念の十二宮に暦から算出される星を配置し、その星の吉凶象意から占います。紫微斗数の名前は、北極星である紫微星を主とする星々から運命(=数)を量る枡(=斗)を意味しています。
□風水(ふうすい)
古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福を決定するために用いられてきた、気の流れを物の位置で制御する思想です。風水では都市や住居(すなわち生者の居住空間)を「陽宅(ようたく)」、墳墓(すなわち死者の居住空間)を「陰宅(いんたく)」と呼んで区別しています。風水の知恵を得れば、死者は永く幸を受け、生者はその子孫繁栄するといわれています。
□ルーン占い(るーんうらない)
ルーン文字を刻んだ石、木、金属、ガラスなどを使用して占います。占い方法は古来から全てのルーンを投げてから一つ拾うキャスティングという方法がありますが、現在では全てのルーンを袋の中に入れ、質問を念じながら手を入れ、一つつかみ出したルーン文字が回答とする方法が一般的です。
□インド占星術(いんどせんせいじゅつ)
インド本国のほか、ネパールやチベットなど周辺の地域でも盛んであり、また、後に密教の一部として中国に伝えられ、さらに平安時代には日本にも伝えられて宿曜道となりました。インド土着の月の位置と二十七宿との位置による占星術と、ヘレニズム時代にギリシャから伝えられた西洋占星術とが二本柱となっています。
□数秘術(すうひじゅつ)
西洋占星術や易学などと並ぶ占術の一つで、ピタゴラス式やカバラなどが有名です。数秘学ともいいます。 一般的な占術の方法は「命術」で、占う対象の生年月日(西暦)や姓名などから、固有の計算式にもとづいて、運勢傾向や先天的な宿命を占う手法です。
□ダウジング(だうじんぐ)
地下水や貴金属の鉱脈など隠れた物を、棒や振り子などの装置の動きによって見つける手法です。振り子を使う場合は、ラジエスセシア (radiesthesia)とも呼びます。主な種類は、ペンデュラム・ダウジング(振り子)、ロッド・ダウジング(L字形・Y字形の棒)などがあります。オートマティスムの一種です。
□方位(ほうい)|家相(かそう)
方位とは、ある地点における水平面内の方向を、基準となる方向との関係で表したものです。方角もほぼ同じ意味です。良い家相とは、住む人を病気にさせない住宅建築の知恵です。方位の良いエネルギーを、家(住宅)というフィルターをつうじ、方位の良いエネルギーと家相を、設計に活用すると、良い作用を与えられます。
□チャネリング(ちゃねりんぐ)
チャネリング (英: channeling, channelling) とは、常識的な通信手段では、情報をやりとりできないような相手<何か高次の霊的存在・神・死者(霊界人)・宇宙人・未来人など>と、コミュニケーションをすることです。
□霊感(れいかん) | 霊視(れいし)
近年の霊ブームなどで、霊能力の意味に用いられることもあります。辞書には「神仏の霊妙、不可思議な感応」などと説明されていますが、これは決して、死者の霊(幽霊)や守護霊などの怪しげな霊と交信できたり、前世や来世が見えるという意味ではありません。高僧が悟りの結果として得られたものです。それから転じて、インスピレーションinspirationのことを指し、芸術家、哲学者、科学者などが得た、いわゆるひらめきのことを言うようにもなりました。
□手相(てそう)|人相(にんそう)
手相は、手に刻まれているしわの長さや位置、手の形で、人相はその人の顔のつくり、目の大きさ、眉の形などで性格や運勢を占います。両方とも年を取るにしたがって、少しづつつ変わっていきますので、節目節目に見てもらうと良いとされています(基本的に手相や人相は電話では占えません)。